よっちゃんのメンチカツ

知人の月命日です。長いような短いようなひと月、いつも声をかけてくれる工場の道を通るのが辛い毎日でした。故人が中学生の頃、大好物だった「メンチカツ」をお供えしたくて、激しい雨の中久しぶりに電車に乗ってデパ地下に行きました。農家の次男坊だったよっちゃんは大の野菜嫌い。夕食のお菜が野菜炒めの日の夕暮れ時、彼の為だけにメンチカツを買いに、小走りで肉屋に行くおばさんの姿を思い出します。五十数年経った今でも、よっちゃんといえばメンチカツ。お母さんに大事にされていたのですね。





やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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