龍田撫子
気がつくと一面に花盛りのタッタナデシコには、毎年驚かされます。一見、華奢に見えるグレーがかった緑色の細い茎と葉が群れています。蕾が定かに見えないのに、それがある日一斉に開花するのですから驚きです。原産地はヨーロッパ、北アメリカ、アジア、南アフリカ。耐寒性、耐暑性に優れた多年草です。しなやかでしたたかで美しい。日本女性の美称として使われる大和撫子はカワラナデシコのことで、龍田撫子は違います。ナデシコジャパンの撫子は龍田撫子の方がぴったりくるのかも。
緊急事態宣言が月末まで延長されるようです。どんよりした空模様の金曜日。先が見えない混沌の世相。タッタナデシコの生命力にあやかりたいと思います。
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