新茶到来

茶所に住む友人から、今年も狭山の新茶が届きました。五月だなあとしみじみ思う瞬間です。
「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山にとどめさす」と里謡に唄われた狭山茶の歴史は古く鎌倉時代に遡ると言われていますが定かではありません。江戸時代には、盛んに栽培が行われていたらしく、栽培地の(現)入間市、所沢市、狭山市等が川越藩領だったことから、「河越茶」と呼ばれていたそうです。
 更衣狭山の新茶到来す     正岡 子規
 茶所の友の情の新茶これ    山口 青邨
 新茶淹れしばらく心遊びけり  山口 青邨
新茶をいただく間は、日常使いのねずみ志野の湯呑みを、小ぶりで内側が白い茶椀に変えて、新茶の色を楽しみます。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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