宇良ちゃん
朝起きた時の、眼や鼻、喉が渇いた感じが、どうやら寝室が乾燥しているからだと気がつきました。暖房をエアコンにしているのも原因かも知れません。過度の乾燥はインフルエンザの誘因にもなるらしい。早急に何とかしなくてはと加湿器を探して町中を歩き回りました。ありません。電車に乗って買いに出るには時間がありません。嫁さんが、百円ショップに行けば、「何か当座の手当があるのでは」と言っていたのを思い出して、最後に立ち寄ったら、実に原始的な加湿器がありました。素焼きの容器に水を入れて自然に蒸発させることで加湿するもので、手のひらサイズの芝犬。ポッコリお腹に水を満たして枕元に置いて眠りました。半信半疑でしたが、効果は抜群です。密かに「宇良ちゃん」と名付けました。小兵ながら優しい笑顔とお行儀良さに、頑張り魂。頭脳戦を展開する大相撲の宇良関の大フアンなので、お助け加湿器の名前にしました。
宇良ちゃんは何と330円。優れものです。
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