2月26日

2、26事件の日。検索すると、1936年2月26日、政治の腐敗、貧しい農村の現状の中、陸軍皇道派の青年将校が1483名の兵士を率いて決起したクーデター未遂事件。政府要人や警護の警察官等多くの死者を出して三日後には鎮圧されたとあります。
小説や映画、ドキュメンタリーなどが数多くありますが、今もってわからないことばかりです。わかっているのは、決起した人々も対峙する側も文字通り命をかけて「国」を護ろう、佳き国をつくろうとしたことです。しかしながら、この事件以降、第二次世界大戦に至る戦争の時代に突入したのも現実です。先の第二次世界大戦でも「お国」の為に多く人々がのなくなりました。それらの歴史の上にある今の日本や私たちを泉下の人々はどのように思っているだろうかと忸怩とした気持ちになります。ふと、寺山修司の短歌を思い出しました。
 マッチ擦るつかの間の海霧ふかし
        身捨つるほどの祖国はありや

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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