昭和の日

昭和の日。平成を挟んで令和の世ですから、「昭和は遠くなりにけり」なのでしょうか。昭和の人間の私には、戦後の混乱や世の中全部が貧しかったけど、毎日がキラキラしていて、あったかくて、人間くささがあって、今日よりも明日が良いに決まってると思っていたように感じます。
昭和が終焉を告げる時期、公文書を扱う職種にいたので、起案文書の「年号欄」を空欄にして、新しい年号の発表を待った記憶が鮮明です。
コロナ禍に戦争、天災と人災。予期せぬ不幸に見舞われている令和ですが、あの戦後を乗り越えて来た日本人の底力を、思い出す日にしたいと思います。
 ポケットに星屑ありし昭和かな  高野ムツオ
 花見するたびに昭和の遠くなる  鈴木 蝶次

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

0コメント

  • 1000 / 1000