色気のある字

月二回の書道の稽古日は、とても楽しいです。文字を書くと言う本来の楽しみは勿論ですが、折々に気がついたり合点がいくことがあって面白い。
昨日の稽古では「色気のある字」についての発見です。「文字は人なり」と言いますが、私の字は勢いよく書くだけで、陰影やメリハリに欠けているのが分かります。先生が他の人を指導している言葉から気がつきました。私の字には「色気がない」のです。強いと思っていた人がフッと見せる弱さ、弱いと思っていた人の意外な強さに、人は惹きつけられる。メリハリとかi陰影とか奥行きの魅力。それに欠けていることに気づきました。目指せメリハリ!です。色気のある字が書けるようになると、私自身が変われるかも。遅きに失した感はありますが。
先生は、次の人にはこう指導されていました。「太いところと細いところを出しましょう」
上段がお手本。下段は色気のない私の字。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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