梅仕事

友人の花結び作家さんの梅雨時は超多忙。日々の暮らしに加えてこの時期ならではの「梅仕事」があるからです。広大な屋敷林の梅の実を拾い集めて、梅干しや梅ジャム、梅酒、梅ジュースを作ります。
「梅の実お持ちになる?」と聞かれ「出来上がりをいただく方が嬉しい」と不躾に答えたことを覚えていてくださって、梅仕事の成果をいただきました。
透明な美しい瓶に大粒な青梅とお砂糖で仕込んだ梅ジュースの元。「無糖の炭酸水で割って」の助言付き。琥珀色の梅ジャム。赤紫蘇たっぷりの梅干し。
おまけも圧巻で、初堀りの馬鈴薯。お庭で実った完熟の枇杷。我が家の狭い台所に、屋敷林の恵みが溢れました。
良き友に感謝しつつ、枇杷を頬張り、梅ジュースの熟成を待つ嬉しさに、梅雨寒の鬱屈が消えてしまいました。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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