大同小異

テレビのCMに出てくる人高齢者タレント、ドキュメンタリー番組に登場する高齢者の溌剌としていること!我が身と比べて落ち込むことしばしばです。
昨日たまたま見たスマホで、久坂部羊という医師で小説家が言っていることを読みました。

「高齢者タレントもライトが消えて、カメラがなくなれば、ぐんにゃりして歳相応の老人になるものですよ。」テレビで観る元気溌剌が四六時中続く訳が無いというのです。
「成功体験のある人程、アンチエイジングを頑張り
その成果に一喜一憂して、結果的に落ち込む」のだそうです。
確かに、健康管理は大事だけれど「絶対的な効果」は期待できない。何故なら「自然の理で老化は進む」から。老化は「大同小異」。多少の差は、遺伝の要素が大きく、それに日頃のケアの成果が加わるので、絶対的なものではない。という言葉には説得力がありました。

そういえば、TVのアンチエイジング関連の化粧品や薬のCMに「個人の感想です」の添え書きがありますよね。
老化を当然の摂理と受け止め、泰然自若として健康管理ができるかどうかなのでしょう。分かってはいるけれど難しいこだと思いました。

陶芸に行く道に花木の並木通りがあります。
ここ数日の暖かさで、蕾が膨らんでいます。自然の花木は、まさに大同小異。僅かの遅速はあっても時期がくれば開花し、時期がくれば散っていきます。
2週間後、ここを通る時には満開でしょうか。



やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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