雨水

今日は二十四節気の「雨水」です。
雨水に相応しい暖かい雨が、朝から降っています。
気温も四月並み。
「雨水」とは、降る雪が雨へと変わり、氷が溶け出す頃のことで、冬籠りから覚めて農耕の準備を始める目安とされました。湿度のせいか、朝まで素晴らしい熟睡ができて気持ち良い目覚めが嬉しく、昔、丁度この頃読んだ短歌を思い出しました。
 職を退く日に纏わんとスーツ買う
           常より淡き色を選んで

雨水を詠んだ俳句は、どれも暖かい湿り気を帯びた句が多いように思います。
こんにゃくのさしみふるふる雨水かな 高澤 良一
雨水てふ佳き日ありけり母微笑    上野さち子

散歩道の畑の際に仏の座が赤紫の小花をつけて繁茂しています。七草粥の時は、小指の先ほどだったのに。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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