友を訪ねる

新卒で同じ職場で青春時代を過ごした友人を訪ねました。介護付き有料老人ホームですが、彼女は自立型棟に、キッチンとバストイレ付きのワンルームで暮らしています。
「今後の参考に見学にいらっしゃい」と誘われての訪問です。テレビなどで観たことはありますが、実際には初めての体験です。
築28年と言う施設は、美しい池を巡ってまるでホテルのよう。大浴場に温水プールやビリヤード室、麻雀室,トレーニングマシーンにマッサージチェアなどなどの設備の素晴らしいこと。ただ時間帯もあるのでしょうが、そこに活動している人が居ないのが不思議でもありました。
100人は楽に入れる明るく清潔なダイニングルームでの朝昼晩の食事は、専門の栄養士と調理師がいて、二、三種類の献立から選ぶことが出来る他、自室のキッチンで自炊も出来るそうです。ダイニングルームは午後のひと時「テイルーム」になって,お茶とケーキが楽しめます。私もアップルパイと紅茶をいただきましたが、美味しかったです。
良いとこ尽くしで、優雅な事と思いましたが、悩みもあり、その中心にして大部分は「人間関係」。
目立たない様に。深入りせずに。当たり障りなく。
と友人の言葉。閉鎖社会の上、柔軟性が乏しい高齢者集団なので一旦拗れると修復が難しいのだそうです。この様な生活には向いている人とそうでない人がある様に思いました。
私はおそらく「向いていない人」の典型の様です。

色々と考えさせられた友人訪問の一日でした。





やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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