ケンキ

ケンキをいただきました。亀屋万年堂のナボナに似たお菓子です。ケンキの由来は埼玉県の「県旗」に因むそうです。勾玉が連なるデザインの袋に入っていて,クリームチーズに小さな角切りのチーズが混ざったフィーリングが甘しょっぱいのが意表を突いた美味しさです。埼玉県狭山市の銘菓。

昨日は悲しい話を聞きました。先月新聞の集金が来ないので気にしていたら、地区担当の青年が病に倒れ亡くなったとのこと。人なっこくて、集金に来ると10分近くもおしゃべりしていました。
二ヶ月分の新聞代を恐縮しながら経営者の方が集金に来ました。問わず語りに聴く亡き青年の身の上話幼い頃、両親が離婚。母親とは早くに死別。一人の兄は十年も音信不通。寄宿する販売店の人々が数少ない友人だった様です。やっと探し出した兄が遺骨を引き取ったそうです。
「お世話になりました。たまには思い出してやってください」深々と頭を下げて販売店の方が帰っ行きました。青年はまだ四十代だったそうです。
余り健康そうに見えなかった青年。僅かなおしゃべりが楽しみだったのかな。
ふと「親ガチャ」と言う言葉が浮かびました。
悲しくて、胸が痛みました。


やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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