絵葉書

年賀状のやりとりだけになった、歳の離れた後輩から、絵葉書が届きました。ふと目にしたポスターに誘われて、絵画展を観に行き買い求めた一枚だそうです。「古事記」の世界を油彩で表したもので、「荒海を鎮める弟橘比売命」と題する作品です。
古事記によれば、弟橘比売命は倭健命の后。夫の東征に海路同行しましたが、走り水(現在の浦賀水道あたり)で猛烈な時化に遭遇し、船が進めなくなった時、自ら入水して海の神を鎮め、お陰で倭健命は凪いだ海を渡り上総に上陸して東征を果たしたと言うお話です。
古事記を学んでいることを後輩が覚えていてくれたことがとても嬉しかったです。古事記の絵画展で私を思い出し、美しい絵葉書を送ってくれたことがとても嬉しかったです。思い出してもらうことはありがたいことです。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

0コメント

  • 1000 / 1000