隣席の人 再び
早稲田大学夏期講座。隣の席の方と、講義が始まる前の十分ほどお話をして驚きました。なんと、千葉県の幕張から、二時間余りかけて聴講に来ておいでだそうです。
腰椎の手術を受けたので、胴体にプラスチック製のコルセットをつけ、二本のステッキを使っています。半年前は車椅子だったけれど、リハビリで回復したとか。「普通だと、一時間半位で来れるのですけれど、杖を使っているので8時半には家を出ます」とのこと。 年齢は全くの御同輩。気力充実していて、素晴らしいノートの取り方に感動した隣席の方です。問わずがたりで、お茶の水女子大の出身と知りすっかり嬉しくなりました。隣組ですと自己紹介。当時、出来たばかりの地下鉄茗荷谷駅の話や、教育大学内のプールの話をしているうちあっという間に講義が始まりました。
「来週お茶でも飲みませんか」と誘って頂いたのも嬉しいことです。同じ時期に茗荷谷で乗り降りした女子大生二人が共に老い、こうして机を並べているなんてロマンですよね。それにしてもお茶大生。矜持が違います。素敵です。
0コメント