朝顔

朝顔は夏の風物詩ですが、秋の季語。奈良時代に遣唐使が下剤薬草として、中国から持ち帰ったと言われています。交配で新種が作れることで、江戸時代には園芸品種として、珍花が投機の対象になったことも。朝顔市は 江戸時代から続く庶民の楽しみです。朝顔といえば夏休みの宿題の観察日記。今年の夏休みは短かったので、子どもたちはどんな記録を書いたのでしょう?
 朝顔に我は飯くふ男かな      松尾芭蕉
 朝がほや一輪深き淵の色      与謝蕪村
 朝顔や紺の彼方の月日かな     石田波郷


やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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