秋の七草の萩が盛りです。七草と呼ばれているのに、落葉低木つまり「木」です。本州、四国、九州の山野を自生していて、古より日本人に愛されて来ました。万葉集で花を詠んだ歌の中では、萩を詠んだ歌が一番多く、大伴家持は一人で十六首詠んでいるとか。二日ぶりに空が明るくなりました。
 我が宿の一群萩を思う子に
   見せずほとほと散らしつるかも  大伴家持
 秋の野に咲ける秋萩秋風に
   靡ける上に秋の露置けり     大伴家持

  










やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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