南天の実

畑の畝に霜がキラキラ光っています。キリッとした晴天に、南天の実の赤が綺麗です。南天は中国原産で、古くから庭木として栽培され、江戸時代には沢山の品種ができたようです。ナンテンを難を転じると語呂合わせすることから、災いを防ぐ縁起ものとして裏鬼門や玄関傍に植えられました。子どもの頃母親がご近所に差し上げるお赤飯の上に南天の小枝を載せていたことを思い出します。南天の実や葉には薬効成分があって、腐敗防止の意味もあったとか。うがい薬や口内炎にも効く成分だそうです。
花言葉は、良い家庭、私の愛は増すばかり。
 実南天紅葉もして真紅なり  鈴木 花蓑
 億年のなかの今生実南天   森  澄雄

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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