冬至

一年で一番昼が短い日。子どもの頃母親に「明日から、畳の目ひとつづつ日が伸びる。段々暖かくなるのよ。」と言われたことを思い出します。でも、寒さはどんどん厳しくなるのにと不思議な気がしましたが、母の言葉に希望が感じられて、今でも冬至になると思い出す言葉です。
朝の散歩道、朝日を背に受けて枯れた芝畑に長い影法師。今夜は南瓜を炊き、頂き物の柚子で柚子湯をたてます。
 いつの間にうしろ暮れいし冬至かな 角川 春樹
 冬至南瓜戦中戦後鮮烈に      小高 和子
戦中戦後の食糧難時代に「一生涯分の南瓜を食べたから」と、南瓜を好まない高齢者の方もいるようです。




やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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