椿
昨日の雨は、恵みの雨。渇き過ぎていた空気がしっとりしています。おまけに暖かい嬉しい朝です。森の道沿いにプライベートガーデン経由で通学路を歩きました。登校の安全見守りのボランティアや当番の保護者が、横断歩道の誘導をしています。一人の男の子の帽子とマフラーを直している女の人。小腰を屈めた姿が、遠目からもとても優しく見えました。「あなたのお子さんですか?」問うと「いいえ」の答え。「なんて優しい仕草でしょう。素敵なお母さん!」思わず言ってしまいました。空気がしっとりすると、人の気持ちも和らぐのでしょうか。
赤と白の椿が綺麗でした。
落ち椿われならば急流へ落つ 鷹羽 狩行
ひとつ咲く酒中花はわが恋椿 石田 波郷
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