山茱萸の花
都県境を超えて「カタクリ公園」を訪ねたのですが、「コロナウィルス感染拡大防止のため閉鎖」の張り紙がしてあってガッカリしました。ずーっと楽しみにしていたのに。帰り道、山茱萸の花が咲いていました。別名は「春黄金花」遠くから見ると黄色の小花が群れて咲いているのが黄金色に輝いて見えるからでしょうか。「秋珊瑚」は晩秋に小粒な赤い実を結ぶので名付けられたようです。原産地は、中国や朝鮮半島で、享保年間(江戸時代)に薬用植物として渡来し、牡丹や梅とともに寺に植えられたようです。寺と山茱萸の俳句が多いのも頷けます。
さんしゅゆゆの黄の俄かなり涅槃西 石田 波郷
さんしゅゆゆの花に寺田の水あかり 木下 青暲
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