鬱金の花 クルクマ
雨が止んでいたので、傘を持たずに散歩に出たら、途中からぽつぽつ落ちてきました。今日も雨の一日になりそうです。新聞もテレビも、菅首相の退陣の報道が溢れています。コロナ禍に長雨、不安定な政局と、心が暗くなって来ます。パッと明るい花にも会えません。鬱金の花は、花屋さんに並ぶ花の中では、かなり地味ですが、花もちが良いので猛暑の時期に勧めてくれます。花屋さんはクルクマと呼んでいました。ショウガ科の多年草。熱帯アジア原産で、江戸時代に渡来。屋久島や沖縄で栽培されています。根茎は黄色の染料として使われ、カレー粉や沢庵漬けの着色に用いられます。クルクマとはアラビア語のウコンで語源は「黄色」を意味します。
時雨馳せうこんの花のさかりなる 大野 林火
朝露や鬱金畑の秋の風 凡 兆
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