石蕗

風もなく、快晴の朝。熟睡の効果か気持ちも軽やかです。プライベートガーデンに石蕗が咲いていました。蕗に似た葉に光沢があるので「艶蕗」が訛ったのが名前の由来のようです。太平洋側では福島県以西、日本海側では石川県以西の海岸に沖縄辺りまで自生しています。日陰でも良く育ち、海浜植物のため葉が厚く丈夫です。森鴎外の故郷「津和野」は、石蕗が沢山生えていたのが命名の起源とか。地味だけれど自己主張が強そうな感じがします。花言葉は、謙譲、困難に負けない。
 一粒の露きらめきて石蕗に朝    中村 汀女
 いつも咲くところすなわち石蕗の花 山口 青邨

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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