切り株
久しぶりの森の散歩道に異変が起きていました。
森を周回する道沿いの大木が十本近く切り倒されて、大きな切り株を残して、無くなっていました。
道も広がり、視界も開けましたが、なんとも言えない違和感を感じました。
別段、老朽化して倒木の危険性があったとも思えません。強いて言えば、落ち葉が道路や排水溝に降り積もること。森の側に建つ数軒の民家に影響があるのかもしれないこと。伐採の理由は分かりませんが、切り株の生々しさが、心に刺さる朝でした。
春には薄緑の芽吹きが目を楽しませ、夏には格好の木陰になって人々の役に立っていたのに。紅葉落葉を待たずに切り倒された大木たちの無念を思ったのです。
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