ヤマボウシ

ヤマボウシが盛りです。
ハナミズキ科の落葉高木。白い花弁のように見える四辨は総苞片で黄色の芯が花だそうです。本州から九州の山地に自生しますが、紅葉も美しいので、街路樹や公園を彩る花木としても親しまれています。
父の終焉の地は、街中を離れた狭山丘陵の一角に建つキリスト教系の古い病院でした。入り口に大きなヤマボウシの木があって、仕事帰りに見舞うと、遅い日暮れの薄闇にヤマボウシがぼーっと浮かんでいました。未だに、ヤマボウシを見ると粛然となります。花言葉は友情。
 山法師さながら白衣観音めく   羽部 洞然
 山法師霧の育てしその白さ    朝倉 和江

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

0コメント

  • 1000 / 1000