正月五日
お正月も、はや五日。初水天宮の日です。
叔母の嫁ぎ先が、地域でも知られる「水天宮」だったので、初水天宮の日は、早朝から一族の姪や甥が宮司の家に集められてお手伝いをしました。二十畳もある畳の部屋に白布を広げて、お賽銭の仕分けをするのです。紙幣、硬貨に分けて年長の従兄弟が算盤を入れて行きます。子ども心に、境内の神聖な空気とお賽銭の仕分けの落差の様なものを感じましたが、叔母から貰うお年玉、というよりはアルバイト料が高額なのが驚きで嬉しかった記憶があります。
お正月は、晴れの特異日なのでしょうか。今朝も綺麗に晴れ上がった空に朝日が眩しく見えます。
正月の子どもになって見たき哉 小林 一茶
めでたさも中ぐらいなりおらが春 小林 一茶
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