西洋柊

十年に一度の大寒波がやって来るとの天気予報。都心でも降雪があるとか。通勤の人たちがみなさん傘を持っています。空は鉛色。朝の気温は、それほど寒くありませんが、日中も気温が上がらないらしいです。最近は天気予報の精度が上がるうえに、気象予報士が挙って色々な情報を伝えるものだから、気象の変化にある種の恐怖心を感じてしまうのは、私だけでしょうか。事細かに生活上の注意点を述べ、対策を伝えます。寒波襲来で「暖を取れ」と予報士が言った次のニュースは電気料金の値上げや諸物価の高騰を伝えています。オロオロする私を、テレビと言う怪物が嘲笑っているみたいです。

「雪やこんこん、霰やこんこん」と楽しむゆとりを失っている自分が情け無い。