新国立美術館

新国立美術館に行きました。昔の教え子さんの画伯からの御招待です。
爽やかなお天気。美術館の庭のさつきが見事です。
お目当ての「画伯の絵」の展示室を確認してから、徐に鑑賞を始めます。洋画展ですが最近は日本画と洋画の境界線が無くなっているように思います。
荒々しいタッチの絵は殆ど無く、穏やかで静かな作品、それでいて虚無感や孤独感が漂う作品がが多いように感じました。
芸術も時代の空気感の中で創作されるのですね。
お目当ての「画伯の絵」は、作風ががらりと変わっているのに驚きました。色使いも今までにないもの。林家タイ平流に言うならば「何かあったのか?!」です。
濃い緑の森の中に目を凝らすと、鳥や小動物が息を殺していて明るい虚空には紫の蝶が一頭舞っていました。田中一村の世界観に通じるものを感じる大作でした。

やよいの日々

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