金糸梅

散歩道の一角が黄金色に輝いて、今年も金糸梅が咲きました。写真を撮ろうと近づくと先客。耳にピアスをつけた若い青年でした。
「おはようございます。お邪魔します」と言うと「どうぞ」と言い、開いたばかりの初々しい花と、花芯に蜜を採りに来ている蟻を指差して教えてくれました。
「綺麗ですね」「ホントに」。
「お話しできて良かったです」と言ったら「じゃ、また」と青年は立ち去りました。
私は不思議と男性と会話が弾みます。長年の謎でしたが、男の子二人を育てたことや仕事の大部分を男性の中で過ごしてきたせいかなと思いました。
金糸梅は中国原産のオトギリソウ属、未央柳の仲間。玄宗皇帝と楊貴妃のロマンを彩った花です。
花言葉は、きらめき、魔除け、悲しみを止める
 金糸梅明るき雨となりにけり   中村 姫路
 金糸梅水のひかりをためらわず  六角 文夫


やよいの日々

日々の日常を綴ります。

0コメント

  • 1000 / 1000