すもも

冷蔵庫に見慣れない果物があったので嫁さんに聞くと「すもも」だと言う。
息子が「食べたい」と言ったので買い求めたとのこと。子どもの頃預けられていた家の庭にすももの木があって実を食べた記憶が懐かしいのだそうです。
ところが、私にはすももの記憶が全くありません。木があったことさえ覚えていないのです。
そういえば、「BS にっぽんの歌」を視聴していて昭和37年から昭和52年あたりの15年間の歌や歌手ドラマなどの記憶が全く無い事に愕然とします。
産後の休暇が四週間、育児休暇などは勿論の事、保育園さえも無い時代でした。二人の男の子を育てながら仕事と部活動。ひたすら走り続けていたのでしょう。
今、電車の中で幼い男の子連れを見ると目が釘付けになり、鼻の奥がツーンとなって泣きそうになります。もっとゆったりと子どもに向き合えば良かったと後悔しています。
すももも一緒に味わえば良かった.・・・
食後、嫁さんが手渡してくれたすももは、冷たく冷えて甘酸っぱかったです。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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