四里餅

大好物の四里餅を頂きました。飯能名物のお土産です。タモリさんも大好物とか。柔らかい餅に雑味のない上品な餡が二種類。潰し餡とこし餡入り。形が独特で、小判形。押し潰した様な姿は、その昔、筏流しの船頭が腰に結い付けていた餅、急流で尻餅をついたのでペチャンコになった形を模したとか。
入間川、高麗川流域の木材を筏に仕立てて荒川を使って江戸に運んだのが、西川の筏。江戸中期から飯能地域の木材輸送が盛んだったそうです。
江戸から見ると西の方角の川を使って運ばれるので、「西川材」と言うのだとか。
江戸に着いた筏師は、江戸の文物を買い込み飯能に運んだのでしょう。飯能の街が小洒落ているのはこの往来と関わりがあるかも。
四里餅も名前とは裏腹の上品な美味です。

やよいの日々

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