三月の美鈴会

ふくよかなお雛様に迎えられて三月の美鈴会がありました。共に仕事をした仲間とのひとときはかけがえなく嬉しいものです。友の語る言葉はそれぞれに興趣に富んでいます。中でもお二人の話が心に残りました。重い病を克服して毅然と生きるMさんからは、矜持を保つ「意志力」を、奥様の介護をしているTさんからは「感謝と明るさ」。

美鈴のお料理の細やかな心配りが、集うひとびとに華を添えてくれます。中でも今席の私のイチオシは焼き物のお皿。うすねずみ色の六角皿に手書きで満開の桜。女将さんの話では「この時期ほんの短い間お出ししています」とのこと。随分通わせてもらっているけれど、このお皿にあったのは初めてでした。





やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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