難しいお年頃

友人との電話会談。朗読の会に通っている友人、最近脚の具合が悪いらしい。杖をついて朗読の会に行くと自分より10~20歳若い人々が、親切にお世話をしてくれるらしい。それが有り難くもあり、寂しくもありで複雑な気分だという。分かる、解る。その気持ち。

「お若いですね」と言われると「お歳の割には」が省かれているように思えて、素直に喜べない自分に気がつく。「きっと気持ちと身体のバランスが取れていないのね。面倒を見て貰うのに鬱陶しがるなんて申し訳ないわよね。電車で席を譲られて淋しく思うなんて」と友人。

お互い、押しも押されもしない後期高齢者。「人様の親切を有り難く頂ける可愛いお婆ちゃんにならなくては」と話し合いましたが、これが中々難しい。なにしろロールモデルがいないのですから。「私たち難しいお年頃ね」と電話会談を終わりました

白と紫が入り交じるニオイバンマツリの花が綺麗です。電話の友人は、とっても綺麗な人。だから悩みも深刻なのかなと思いました。




やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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