夏期講座始まる
早稲田大学の夏期講座が始まりました。明誠堂喜三二作の「文武二道万石通」。田沼意次が失脚し松平定信の政権となり、万事お堅く窮屈になった世相を皮肉る作品は、類似の作品も後続して、江戸庶民を大いに沸かせ ベストセラーになったことが、幕府の怒りに触れ喜三二が筆を折ることになった作品だそうです。大河ドラマ「べらぼう」の先取りのようです。真新しいノートを前に開講を待つのはいい気分です。晴れ渡った猛暑の早稲田。立て看板は青春のエネルギーの発露。
今日は七十二候の半夏生。春の農事を終えいよいよ夏の本番です。
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