胡蝶蘭

次男のお嫁さんのお母さんから胡蝶蘭を頂きました。見事な胡蝶蘭を見て、はたと心配が過りました。連日のこの酷暑です。一日も長くこの美しさを保つにはどうすれば良いのだろう。毎年、この時期こ胡蝶蘭を頂いているのですが、今年の暑さはいつもの年より遥かに厳しい。

思案の末、お花屋さんにアドバイスをもらいに行きました。美人で働き者の奥さんは注文の涼しげな盛り花の作成中でしたが手を止めて丁寧に教えてくれました。

「胡蝶蘭は、根から水を吸うのではなくて、葉の裏側で空気中の水分を吸収するので、一週間おきくらいに葉の裏に霧を吹き掛ると良い。直射日光と冷房が直接当たらないように」との事でした。奥さんは、白いトルコ桔梗に鋏を入れながら言いました。

「高価なお花を戴くと、大事にし過ぎて失敗しちゃうんですよ。面倒のみすぎや甘やかしをしないで、お花を楽しんで下さい」「人間も同じね」と私。

簡潔で分かりやすいアドバイス。聡明な人だな思いました。










やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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