友と語る

二ケ月に一度位、八王子に住む友達と会い話をするのが楽しみです。

話題の豊富さもさることながら、明晰で表現力が豊かなこと。何よりも彼女の人間関係の広さが魅力です。短歌を嗜む彼女との話題は、勢い短歌のことが多くなります。今回は彼女が先日お会いしたという、茅ヶ崎に住む市井の歌人清水洋一さんの歌集「ことのはの散り籠」を見せてもらいました。当年89歳の清水さんの短歌はどの歌も思いが溢れて言の葉になった真っ直ぐな歌でした。

病む妻の力衰え  沢庵漬けの二切れ三切れつながるに泣く          清水洋一

病む老妻に注がれる老いた夫の眼差しが、暖かくも悲しいいい歌です。

友と語る愉しさは彼女の人脈の一端に触れて豊かな気持ちになれること。今日のお土産は八王子キャンディーと八王子太鼓。八王子愛の人です。













やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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