まほろば御飯

まほろば御飯という珍しい御飯が夕食に出ました。嫁さん提供。まほろばの里奈良県のお土産です。幻の赤とうもろこしに古代米を混ぜた米を塩味で炊いた柔らかめの御飯で香ばしい味がしました。

家にあれば笥( け=器のこと)に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る    有馬皇子

謀反の罪に問われ 兄の中大兄皇子(後の天智天皇)に逐われ、藤白峠で絞首、19歳で命を散らした悲劇の有馬皇子は今も人気の貴公子です。逃避行のなかで皇子一行が、椎の葉に盛ったのはこんな御飯だったのかしら。まほろば⇒奈良⇒有馬皇子と一椀の御飯からの連想ゲームは愉しいものですね。



やよいの日々

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