向日葵　　終戦の日

終戦の日
あの日もギラギラの晴天でした。花模様のジョーゼットのワンピースにもんぺ姿の私に、父は「もう、もんぺを脱いていいよ。」と言いました。急に足腰が涼しくなったのを覚えています。忘れられないあの日の体感です。「これからはおしゃれができるぞ」も忘れられない言葉です。明治生まれの父は、終生「敗戦の日」と言っていました。
　　一つだけ横を向いてる向日葵に
　　　　　　　　　父の名つけて愛しみおり

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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