今日はみどりの日。憲法記念日とこどもの日の休日に橋を架けて連休にするためのお休みと僻目で見ていたけれど、カレンダーに赤い数字が並ぶと何となく晴れやかな気分になるのも不思議です。

お誘いを頂いて,マンションのエントランスに飾られた五月人形の具足飾りを拝見しました。三月の雛飾り、五月の具足飾り、七月の七夕祭りとマンションに住むむ活け花作家さんご夫妻の心意気で無味乾燥なエントランスに、季節の風が吹き渡ります。

夜来の雨が上がって、爽やかな朝です。雨戸を開けると甘い香りがします。お隣さんの蜜柑に白い花が沢山咲いています。橘薫る朝風です。

今日は憲法記念日。78年前の今日、現在の憲法が発布されました。さまざまな議論がある憲法ですが、この80年の間戦争がない国で暮らしていることの有り難さを忘れてはいけないと思いました。爽やかな五月、家中の花を活け変えました。

歯医者さんが好きな人なんて居ないと思います。でも、生きている限り毎日お世話になるのですから整えておかなければ支障が出ます。実際、痛んでいた歯を治療する前はしつこい肩凝りがあったのに治療が始まったら気のせいか肩が凝らなくなったみたいです。きっと全身に影響しているのでしょう。歯の治療は長期に及ぶのが難点です。幸いなことに担当医が明るい気質の女医さんで、待合室では緊張しているのに、治療室に入って女医さんの明るい声を聞くとホッとするのが救いです。

巨人軍の山崎伊織投手が、セリーグ新記録をうちたてました。開幕以降35イニング無失点の快挙です。戸郷投手が登録抹消で台所事情厳しい中での記録は嬉しいです。広島にもに連勝。

嬉しい嬉しい出来事です。山崎伊織「押し」です。

jジャイアンツが、苦手の広島戦で同点延長12回裏、吉川、岡本ヒット出塁、門脇のバントで進塁。甲斐の犠牲フライで逆転勝利しました。

今朝は、北海道に季節外れの雪情報があるほどひんやりしていますが、心はうきうき。昨日の勝利の余波です。散歩道の躑躅が綺麗です。さつきとばかり思っていたら躑躅だと知りました。

大学の正門に繋がるフェンスには今年も新入生を歓迎しサークや部活動に勧誘する立て看板が林立しています。大熊講堂の辺りも賑わって活気が感じられます。新学期はいいなあ。

昼食時、ラーメン屋さんや名物のカレー屋さんに、学生の列ができるのも6月辺りまで。次第に落ち着いてきます。学生の行きそうなお店を避けるのもこの時期大事。そこで穴場が必要になります。ランチは学内15階の 「森の風」で。ここまでは学生たちも上がって来ませんし、学生には量は少なめでコスパにあわないのでしょう。それでも昼食時は大人達で満席。窓際のお一人様席で寛ぎながら、早稲田の新学期を味わって学生気分になりました。




学習院下から面影橋まで道路に面したお宅が印象的でした。ごく普通の民家ですが、玄関先の鉢植ええが目を奪いました。なんと全部紫色なのです。クレマチス、オダマキ、都忘れ。余程、紫色がお好きなのかしら。

これからの季節は紫陽花に代表される紫の花が多くなります。春浅い頃は黄色の花が多いのは、鳥の目につきやすいからだそうです。次いで桜色や白。そして藤や菖蒲の紫へ。春から初夏の楽しみは木々の緑のグラデーションと花達の色彩の変化です。

大好物の日光金谷ホテのピーナッツクリームを頂きました。友達のお嫁さんからです。

神楽坂の店がクローズしてしまい、上野の松坂屋まで行かない手に入らないと嘆いていたのを知ってのお心遣いの贈り物です。嬉しい嬉しい頂き物。大好物を頂いた嬉しさは勿論ですが、友達のお嫁さんからと言うのが何とも温かく心に沁みました。



今年も国立新美術館の展覧会の案内を頂いて鑑賞に出かけました。教え子さんの力作を観る為です。教え子さんと言っても画壇の重鎮。高校生の時は小柄で色白、華奢で寡黙な青年でしたが、芯が強く体育の授業で柔道の乱取りをする時に、誰もが敬遠して乱取りの相手にしない学年随一の猛者に組みついて、投げられても投げられても諦めないので、猛者君の方が音をあげた逸話の持ち主です。難関の東京芸術大学に現役合格した時も、周囲の驚きや称賛の中で静かに微笑んでいました。あれから半世紀。画伯の作品は相変わらず静謐で秘めた力強さを感じました。

国立新美術館はさつきが見事に咲いていて緑が爽やかです。佳き思い出に浸りながらのひとときに感謝です。






今月の「東京散歩」は学習院でした。学習院のキャンパスの中に遺された創建時の建物、旧皇族の寄宿舎等、明治時代の木造建築やミュージアムを見学した後、学習院下から都電荒川線の面影橋まで歩きました。

ここが目白駅から5-6分のところかと思う静寂に満ちた木立の中に、如何にも乃木将軍が明治天皇の御心を挺して建てたと偲ばれる質実剛健で簡素な建物が数棟ありました。辺りには独特の空気感が漂い、この中で皇統に連なる方々がお育ちになったのだろうと感じました。

東京教育大学、お茶の水大学で教鞭をとられた英文学者の外山滋比古教授の言葉に「空気の教育」という言葉があります。学習院のこの空気の中で知らず知らずのうちに帝王教育が成されたものと想像しました。

面影橋までの道は青春の思い出の道。麗らかな晩春の東京散歩でした。







巨人軍の大城卓三選手が決勝HRを放ち、巨人軍が勝利しました。嬉しいな。何を隠そう大城選手の隠れフアンです。キャッチャーが、甲斐にかわって一時期一軍定着も心配でしたが打撃力を買われてスターテイングメンバー入り。何しろ二夜連続のホームランです。丸、キャベッジが怪我で戦線離脱の時、明るいニュース。木訥な人柄を感じる好青年です。


「半年後、またお会いしましょう。改めてご案内はだしませんが、次からは任意の食事会ということで」半世紀の歴史を持つ研究会も、会員の高齢化には抗せず解散することになった席上で、再会を切望するる声に押されて幹事が言ったのが今日の集まりでした。

ところが、再会を一番切望していた重鎮の姿がありません。体調を崩されたかと連絡すると、すっかり忘れていたとのことで一同ホッとしました。葉書など形に残る連絡をしない任意の集まりではままあることです。取り分け高齢者には。それでもめげずに、半年後の再会を約束しました。

「改めてご連絡はしませんが、半年後またお会いしましょう」「頑張って、忘れないようにしなくては。頭と身体の健康チェックだね」の声に一同うなづいて散会しました。

食事も美味しく、会話も弾んだ良い集いでした。