ミモザ

マンションの中庭を飾る活花を見せていただきました。活花作家である奥様とお話もできました。沢山の作品をいっぺんにではもったいないので、折に触れてご紹介します。
まず、ミモザ。二メートルを超える見事なミモザが、黒い大きな甕にどーんと活けてありました。
お見受けしたところ、華奢で小柄な作家さんですが、「慣れているので、力はいりません。サッと三十分くらいかしら」とのこと。
無機質な石造りのマンションの中庭が、春の香りで満ちていました。
ミモザはフサアカシアとも呼ばれオーストラリア原産です。
 我が胸のさわぐに似たり花ミモザ  岩崎 照子
 さんさんとミモザ抱えて夫帰る   小池 文子
イタリアでは3月8日をミモザの日と言い、男性が妻や恋人にミモザの花を贈り、この日女性たちは、家事や育児から解放されて、おしゃべりを楽しむそうです。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

0コメント

  • 1000 / 1000