枇杷の実

五月晴れ、風が爽やかに吹き抜けていきます。玄関を出たら、郭公の声が聞こえました。道路を隔てた屋敷森から聞こえてきます。去年は住宅地から離れたところで鳴いていたのに、今年はこんな近くで郭公の声が聴けるとは!!初夏です。お誘い頂いたマンションの活花の枇杷の実も初夏を告げています。
今朝は、活花作家の奥様とお話が出来ました。コロナの時代、心豊かなお人柄の方たちと出逢えるのは嬉しいことだと思います。
 枇杷の精おとづれし日の風甘き  中  勘助
 枇杷の露涼しと窓を蔽う日かな  会津 八一
中勘助は夏目漱石に見出された小説家、会津八一は早稲田大学ゆかりの考古学者、美術史家というくらいの浅い知識しかありませんでしたが、俳句もとても素敵だと思いました。会津八一記念館は、昨日早稲田大の構内で偶然撮ったものです。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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