紫陽花
暗渠の道に紫陽花が咲き出しました。これか梅雨を挟んでひと月余り、さまざまな表情で楽しませてくれます。アジサイのなまえの由来はとても合理的。「集=あつまる=アズ」「真=サ」「藍=アイ」で「アジサイ」三つの言葉の意味は「青花集合」。青い花が集まって咲くと言う事だそうです。植物学者のシーボルトがこよなく愛し妻の名お滝さんから「オタクサ」として世界に広めたのは日本紫陽花で、青紫が基本種ですが、今では400〜500種の紫陽花が作り出されています。土壌のペーハーで発色が変化することから、七変化の異称もあり、花言葉も「移り気」。
紫陽花に佇んで胸濡らしけり 黛 まどか
あじさいのどの花となく雫かな 岩井 英雅
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