枇杷

美しい竹籠に入った、採れたての枇杷を頂きました。屋敷内の枇杷の木に脚立をかけた御当主が果実を採り、樹の下で奥さんが集める共同作業。
「樹のテッペンには、三十羽くらいの鳥が枇杷を食べに来ているので、鳥との競争が大変」とのこと。
完熟の枇杷は甘くて瑞々しいくて美味しくて、街中の鳥たちが狙っているのも、宜なるかなです。いつもいつものお心遣いで美味しさ倍増。
枇杷の名前の由来は、果実の形が、楽器の琵琶に似ているからとか、枇杷の木で造った琵琶の音がことのほか美しいとか、諸説があります。
 枇杷の実の落ちて跳ねたり木の床に 宮津 和彦
 枇杷熟れて勉強嫌いだった頃    今城 和子

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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