無花果
数日前にお誘いがあったマンション中庭の活花の大作を観せていただきました。二メートルもある大作は紫の超大輪の薊と姫向日葵。浜木綿、紫陽花。無花果などなど。無花果の中には、美味しそうに熟した実もありました。無花果は、果樹園を営んでいる地主さんのお家の事情で、早急に伐採することになったものだそうです。今は亡き先代が丹精したと言う無花果の最後を見事に活かした活花作家さんの心意気に感動しました。「無花果を育てていた方も喜ばれるでしょうね。」お話しているうちに、ふと、功徳と言うことばが浮かびました。私が生花と言わずに「活花作家さん」とお呼びする所以です。
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