百日草
昨日三時過ぎ、大きな雷鳴と同時に、直径3〜4センチもある雹が降ってきました。大粒の雨と強い風。ガラス戸を叩く音に、ガラスが割れるかと驚き慌てて雨戸を引きました。お隣では、落雷でテレビが故障してしまったとか。
一夜明けて晴天。家々で昨日の雹で落とされた木の葉の掃除に追われています。
散歩道の百日草は無事でした。花期が非常に長いので百日草。別名を浦島草とか長久草ともいいます。歴史は古く、メキシコのアテスカ族が16世紀頃から栽培していたそうです。日本には1860年頃渡来しましたが、帰化や野生化はせず栽培種のみ。花言葉は、不在の友を想う、遠い友別れた友への想い、絆など。
雨やみし百日草に蝶多し 武田 操
心濁りて何もせぬ日の百日草 草間 時彦
百日草澄江堂の書の装幀 滝 孝一
「澄江堂」が気になって調べたら、芥川龍之介の句集と関わりがあるらしく、芥川龍之介の忌日を澄江堂忌と言うそうです。河童忌と並ん夏の季語になっています。忌日は七月二十四日。
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