オクラの花
時々小雨の朝。傘をさしての散歩はパスしているのですが、数日間も雨マークの予報が続いているので、この程度ならと傘をさして歩きました。
オクラの花が涼しげです。オクラはアフリカ東北部の熱帯地が原産。エジプトでは起源前からあったようです。日本には明治時代以降に観賞用に輸入されました。食用になったのは、昭和四十年頃からのようです。ハイビスカスや芙蓉と同じアオイ科の一日花。花言葉は、恋の病、恋で身が細るですが、由来が面白い。十センチもあるオクラの花が一日で萎み、その後に細い実ができるところを「恋で身が細る」と表現したそうです。オクラの花を詠んだ俳句があるかと思ったら、素敵な句が沢山ありました。
オクラ咲く月に触れたる順に咲く 城 孝子
秋の蚊がオクラの花にゐたりけり 山尾 玉藻
オクラ咲く黄の明るさに湖の村 今井 妙子
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