冬のコート

朝から雨です。天気予報では12月初旬の寒さとか。「何を着れば良いのかわからない」がご挨拶代わりのこの頃です。思い切って、中綿のコートと薄手のウールのコートを出しました。未だ、10月の下旬に入ったばかりですが。
日本には春夏秋冬があって、四季に合わせた衣服を纏う文化が長らくありました。春着は秋には合わないと言うのも、色彩感や模様など、春と秋では微妙に違うからでしょう。和服の影響によるのもあるかも知れません。
温暖化の影響か、今や日本には四季が無くなって、夏と冬になってしまったようです。未だ10月で秋なのに気温は真冬並み。永年刷り込まれた季節感と現実の気温に「何を着れば良いのかわからない」の戸惑いが出るのでしょう。
以前勤務していた大学の学生たちの衣生活は、実にシンプルでした。半袖のTシャツとダウンのジャンパーで年間を暮らす者が多いのに驚きました。彼らの若さが、寒暖差への適応力だったのでしょうが、とても潔い感じもしました。
自力で対応が難しくなった今、10月だからと遠慮せずに、冬のコートを纏ったら、なんだかホッとしました。

やよいの日々

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