霜降

今日は二十四節気の「霜降」です。朝夕にぐっと冷え込み、露が冷気で霜になって降り始める頃。紅葉も山から次第に平地へと移って来ます。
昨日の氷雨とは打って変わった青空。日差しはありますが、空気は冷たい霜降の朝です。
 霜降の秋をやわらかくひくく   正木みえ子
 霜降の陶ものつくる翁かな    飯田 蛇笏

陶ものは「すゑもの」と言って、陶器のこと。霜降の寒い工房で、背中を丸めて轆轤を回す老陶工。陶土の冷たさが伝わります。昨日は週一回の陶芸の日でした。雨の中出かけた工房は、窯焚きの余熱で暖かく、身体も気持ちもホッと緩みました。
媼(おうな=歳をとった女)は、ピエロを創りました。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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