カリフラワー

駅周辺は宅地化が進んで、4〜50年前畑だった面影もありませんが、20分も歩けば肥沃な農地があって主にキャベツ畑になっています。キャベツ畑の間にカリフラワーを見つけました。珍しい紫色もあります。株数が少ないところを見ると農家さんの自家用でしょうか。カリフラワーはアブラナ科の一年生植物、葉は食用に適せず、花頭の部分を食べます。原産地は地中海東部。古代ローマでは「シマ」と呼ばれていたとか。15世紀にはイタリアやフランスに、18世紀にはインド、19世紀にはアメリカと栽培が広がったそうです。日本には明治時代に渡来しましたが、食用が一般的になったのは、戦後アメリカの駐留軍の食用として栽培される様になったからで、セロリやアスパラガスもその頃から、日本の台所で市民権を得た様です。
似た野菜にブロッコリーがありますが、今ではこちらがメジャーになり、価格も格段にお安いです。

やよいの日々

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