櫨の木

マンションの中庭が、秋の里山になりました。活花作家さんの力作。お連れ合いが知人宅で貰い受け、担いで運ばれたとか。羨ましい婦唱夫随。
櫨の木はウルシ科のウルシ属の落葉小高木で、ロウの木とかトウハゼとも呼ばれて、東南アジア.東アジアの温暖な地域に自生します。日本には、江戸時代に琉球王国から輸入されました。櫨の木の果実から木蝋を採るためです。それまではウルシの果実から蝋を採っていたそうです。ウルシほどかぶれることは無いようですが、人によっては樹皮や葉を傷つけた時に出る樹液でかぶれることもあるとか。
紅葉が最も美しいと言われる木のひとつ、一週間後の櫨紅葉の深まりが楽しみです。
 一本のあたりをはらふ櫨紅葉    高澤 良一
 櫨紅葉おのが情をもてあまし    檜  紀代

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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