紅葉

静かな日曜日の朝、散歩道から見える屋敷林の紅葉が綺麗です。詳しいメカニズムは知らないのですが、落葉樹が紅葉するのは、葉の老化現象だそうです。秋になって葉の老化が始まると、もう葉には養分が回らず、古い葉のための養分は来年の若葉のための養分として枝や幹に蓄えられるのだそうです。紅葉は命のリレー、世代交代の壮大なドラマということでしょうか。若者が育たないと嘆く人間社会、特に政治の社会で良く聞く言葉です。いつまでも若々しくは高齢者の願いですが、青葉の尽頑張るのでは無くて、美しい紅葉の期間を如何に保つか、なのかも知れないと思います。「花よりも紅葉麗し」
池波正太郎「剣客商売」の主人公、秋山小兵衛が人気なのは、隠居はしていても、剣の腕は些かも衰えていない理想の人物だからなのでしょう。
今朝は一段と冷え込んで、畑には霜柱が立っていました。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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